誰だかわからない!!

近所の里山を歩いた時のこと・・・・

パックマン

昔こんなのが出てきて、パクパク食べながら迷路を進むゲームがあった。
この葉っぱは何?
すみれのものだと すぐわかったんだけど、「なんて名前なの?」

ニョイさん?

「ニョイスミレさんですか?」
立ち姿は思いのほか大きくって 花が咲き進むとこんなに大きくなるのかと思ったり、
それにしても 葉の基部の切れ込み方は今まで見ていたニョイスミレより深かった。

ニョイスミレ類の中に「アギスミレ」があり、葉がブーメランのように深く切れ込むらしい。
でも、これはそこまで深くないしね。

ニョイさんですよね.

やっぱり・・・
ニョイスミレ (ニョイスミレ類)
だよなぁ〜。


この日、衝撃の出会い!!←大袈裟だけど。

タチツボさん?

まだ タチツボスミレが咲いているんだぁ〜とチラっと見て 側のコナスビの写真を撮っている途中
踏みつぶしそうだなぁと 横を見たときのこと
あれ??? これどうなってるの??

      衝撃!!!だだだだだだだだぁぁぁぁーーーー!! ←大袈裟よね。

ちょっ、超短っ!

「距、超ー短っ!!」

虫に食べられたわけでもなさそうだし、ちゃんとした距だし・・・・何じゃ??

こんなかんじ。

タチツボっぽいよね

花以外は、タチツボスミレ。
「変種? 突然変異? きまぐれ? 飽きた? 心変わり?」

そんなくらいに思いつつ 検索してたら (ここです。)

「ムサシノスミレ  (タチツボスミレ類)
  基本種 タチツボスミレ
  俗名  ムサシノスミレ *正式な学名は与えられていない」

咲いていたのはこの一株だけ。
あまりにも資料も何もなくて これだと言いきれません。
あなたはだぁれ?


    ********* お ま け **********

写真を撮っていたら ドサッと何処からか目の前に落ちてきた・・・・
落下の衝撃も無いのか すたすた歩き出した 緑のイモムシ。

オオシマカラスヨトウ

オオシマカラスヨトウ

緑が透き通るように綺麗で 白い気門が黒く縁どられて目立っています。
自然の造形美だなぁと 見送ったのでした。

しかし、頭の上に落ちなくてよかったよぉ〜、びっくりした。

四月のすみれ

ゴールデン・ウィークの前半が終了!

ちょっと時間が出来ると散策には行くのだけど
出会った花をブログに残したいのに、眠くてねむくて・・・。
朝が早くなったことと、歳をとったから????

4月に出会った「すみれ」たちです。
以前にアップしたものもありますが、
「今年出会った」ということで載せちゃいました。


のっぽさん

タチツボスミレ

早春のころより 随分茎を伸ばして様子が変わっています。
地上茎をのばし斜上。花柄は茎の葉の付け根から出ているものと
株の根元から出ているものがありました。

オオタチツボスミレかな?と思ったのだけれど
・根元から花柄をださない。
・唇弁の紫のすじが細かい網目状
・距が白い
・葉は丸味が強く 葉脈が凹む
の特徴が当てはまらないので タチツボスミレと判断しました。


スミレ 

スミレ.

スミレ
ピンと耳を立てたように見えます。
へら状の葉もスッキリと見えます。

で、こちらは・・
サクラかと思ったけど.

花弁の先端が桜の花のように凹んでいるように見えませんか?
だから サクラスミレ かと思ったけれど・・・

葉がちがう

葉がちがった。
これは オカスミレ。


ニョイスミレ ぽってり

ニョイスミレ.

ニョイスミレ
今、一番元気な「すみれ」かもしれない。
ぶわぁっと広がって 小さな花を咲かせていました。


マルバスミレ.J

マルバスミレ 横から

マルバスミレ
斜面にぽつり、ぽつりと花を咲かせていました。
白い花は一層目を引きます。
このまるっこい姿がすきだなぁ。。

やっぱり難しい・・・すみれ

近所の尾根緑道を散歩してきました。

しばらくぶりに歩きました。
周りのブナやカシの雑木林が整備されて 随分歩きやすくなっていました。
嬉しい半分、ちょっと心配するやら・・。ひっそり咲いていたい花たちは元気でしょうか??


タチツボスミレ

タチツボスミレ

よく 見かけるけど、ややこしいタチツボスミレ。
どれもこれもみんな 「タチツボスミレ」に見えちゃうんですもの。



ピンボケが悔しい.

ニオイタチツボ

ニオイタチツボスミレ (タチツボスミレ類)

足場が崩れやすくて 踏ん張りがきかない斜面に咲いていました。

小さいけど 濃い紫と花の中心の白がハッキリしている。
花柄には目立たないけど微毛があるのが特徴。
「ニオイ」と付くからには!とクンクン、クンクン、クンクン・・・しつこいほど
嗅いでみたけれど・・・・・分かりません。
一度はその香りを体験してみたい。


ナガハシスミレですか

タチツボかしら?いやいや、後ろにつき出た「距」が長いような・・・ナガハシスミレ??
でも 図鑑と比べたら短いような・・・・
それにナガハシスミレは「日本では日本海側に分布。太平洋側にもところどころ分布。」って
かいてある。う〜ん、、、。

あなたはだあれ??  どなたか教えてください。


淡い桃色

息をのむ美しさ

これまた 美しいすみれ。
全体に淡い桃色。 その清楚な姿に 「うわぁお!」
崖の上の赤土の日当たりのよい場所に 点々と。

花は淡い桃色〜白に近く 花柄は赤紫。葉裏も紫色。
名前はすぐわかるだろうと思っていたけれど、何が何だか・・わからなくなりました。



ふううう・・.

何がなんだか・・・

桃色のすみれの中にポツリとひと塊りに 濃い紫色のすみれ。
側弁に髭があり 葉には浅い鋸歯がまばらにある。

図鑑と絵合わせしても これだ!!と決定づけるものがなくて、
もうギブアップ!!
教えてください。 お願いします。


         ******** お ま け **********

金曜の夜、珍しく早く(と、いっても20時過ぎです)帰ってきた主人が
「夜桜、見に行こうか」 とロマンチックな事を言い出しました。

風呂に入っていた長男は 洗ったかどうか疑わしいくらいで準備をして 
家族みんなで 小学校の隣の公園に行きました。

夜桜.JPG

ライトアップも 提灯も無く街灯に照らされたサクラは 
誇らしげに優雅に 優しく咲いていました。


さて、帰ってきて気になるシジュウカラの巣箱。
夕方見た時は まだ巣材を運んでいました。 
巣作りの進行具合を確かめようと 巣箱の中を ぱしゃり!!!


ごめんよぉ、、、.


きゃーーーーー!ごめんよぉ!!!
中にいるとは思わなかったんだよぉ。 フラッシュまでたいて ごめん。

ん・・・中にいるってことは、卵を産んだのか???

すみれの季節がきた

春ですよ〜

なんだかんだと バタバタしてるうちに『春』がきました。
肩をすくめて歩いていたのが ずっと前のことのようです。

春の嵐?風の強い日が多いこの春。どんなお花と出会えるでしょうか?


久々に里山を歩きました。

ヒメスミレ

みつけた!   ヒメスミレ

今年もここに咲いてくれていました。
咲いたばっかり! 咲きたて!のような初々しさ。
小さな花が春を教えてくれました。


コスミレ

コスミレ


コスミレ

こんもりと花が咲くスミレ
スミレというものの 決して小さくない。
粉をふいたような緑の葉っぱの裏側は 紫色を帯びていました。(淡い緑色のものもあるらしい)



タチツボスミレさんですか.JPG

このスミレはタチツボスミレ???

あなたはだぁれ.JPG

タチツボスミレはよく見かけるから すぐわかると思っていたら、あれれ???
なんだか よくわからなくなってしまいました。
葉っぱが 肉厚にみえるのよねぇ〜・・・


大好きなこの人里の道。
車がやっとすれ違える道路が 市の計画で拡張されるそうです。
このスミレが咲いている道端 斜面は大きく削り取られる計画です。
スミレだけじゃなく リンドウもボケもコシオガマも。

なんだか悔しくって、寂しい・・・と思っているのは私だけでしょうか?

ヒゴスミレ

林の日当たりのよい斜面で見つけました。

ちょっとお疲れ気味??
でも まだまだ 可憐に咲いていました。


ヒゴスミレ

ヒゴスミレ  ミヤマスミレ類
葉が細かく裂けて5裂する。広げると互角形になる。
葉っぱだけだと スミレと分からずにスル―しちゃうかも。


ヒゴスミレ

ヒゴスミレ


花柱はカマキリの頭形
側弁の基部には毛がある。

ヒゴスミレ

花弁はスッキリとしたかんじ。波打つことはない。
白い色といい 爽やかな紅紫色の筋といい かわいらしさ抜群!!


アメリカスミレサイシン

びっくりしました。
丘陵地を歩いていると 前方に白色の何かが広がっていて、
近づくとスミレだと分かりました。


とにかく目立つのよ。

アメリカスミレサイシン・プリケアナ (スミレ科 スミレ属)

各地で広がっている外来種ヴィオラ・ソロリア類を総称してアメリカスミレサイシンと呼んでいます。

原産地は北アメリカ。
明治時代に渡来し逸出したものが一部で野生化。


三人娘

花は白に青紫色の筋が側弁、唇弁に走る。
側弁に毛がたくさん!!

葉は心形、濃い緑色をしている。


短い距

距は太く短い。


根元

おまけに根元もごっつい。
あちこちに広がって 人の歩くルートにも芽を出すようになったものの 踏まれて、葉も茎もボロボロ。
でも根っこは太いし、頑丈そう。
広がらないわけはないですよね。

でも・・・・なんでここにあるんだろ?




スミレ(狭義)

今年は ほんとどうしたことでしょう。
今まで見つけることができなかった いわゆる「スミレ」にバシバシ出会ってしまいます。
嬉しいやら、知識がないばかりに悲しいやら…。  名前がわからない!!

基本なのかなぁ。スミレの中のスミレ(狭義)をやっと見つけました。
それも よく通る道路脇。 いつも車で走ってたからなぁ…といい訳をしておいて。(^^ゞ


アスファルトのスミレ

スミレ (スミレ科 スミレ属)
     無茎種 ミヤマスミレ類

アスファルトの隙間から 「これでもか!!」といわんばかりに
すし詰め状態で咲いていました。
根っこはどうなっているのでしょね。


葉

葉っぱは へら形、葉柄に翼があります。


側弁に

花は濃紫色。側弁に毛。花柱はカマキリ形。

丸顔

シャープなお顔のスミレの中に丸顔のスミレもありました。
一緒に咲いていなかったら 違うスミレかしら?と考えてしまうかも。

紫色の距白っぽい距

距も濃紫色がほとんど。              でも、こんなに白っぽいのも。


弾けた種子は 車の往来で風にとばされて、アスファルトの隙間に落ち込んでしまうのでしょうか?
土なんてほとんど無いようなのに ほんと逞しい。



マルバスミレ

今年のは 真面目に(?)スミレに取り組もうと・・・・どこまで続けられるか心配。^_^;
分かったものから まとめておこうと思います。

間違っていたらご指摘ください。


マルバスミレ

白いスミレが日当たりのいい斜面に咲いていました。


側弁は無毛


側弁に毛あり

花は全体にプックリかわいい感じ。
唇弁に紫条があります。
側弁には毛があるものと 無いものと。
柱頭はカマキリの頭型。

後姿

花の後姿。
距は、ほんのり紫色に斑点があります。


花柄に毛

花柄にまばらに毛があるものと、ないものがありました。

葉

葉は卵型。
両面に毛があります。


花もまぁるくて 白くて 葉っぱも柔らかい手触り。
幼い子供のようなイメージのスミレちゃんでした。



菫、スミレ、すみれ

春の花、続々…

いつもの森にいくと あっちにも こっちにも スミレが咲いていました。
「キンランもそろそろ 咲くのかなぁ?」と見上げているみたいです。


みんな同じに見えていたスミレも よく見ると違うことに気が付きました。
私の周りにも こんなにいろんなスミレが咲いていたんだと 感動のこの頃です。


ニオイタチツボスミレ

ニオイタチツボスミレ

ニオイタチツボスミレ
中心の白い部分がはっきりしていて、よく目立ちます。
側弁は無毛。 柱頭はこん棒状。
葉っぱの先端はとがらず、楕円〜卵型。
名前の通り、香りがするらしいのだけど・・・・うーん、、、よくわからない (*_*;

花の咲き始めとかだったら 香りが強かったりするかなぁ。


アカフタチツボスミレ

アカフタチツボスミレ 葉・托葉

アカフタチツボスミレ
花の様子は ‘タチツボスミレ’にそっくりなのですが
葉の葉脈に沿って 紅紫色を帯びる。
托葉はくし形で、切れ目が深い。

葉の緑と紅紫色が 目を引きます。


ノジスミレ

ノジスミレ 距と花茎

ノジスミレ 葉裏

ノジスミレ
花は赤味を帯びた淡紫色。花びらの紫のライン(紫条)がハッキリと目立つ。
花柱はカマキリの頭形。
花弁に毛は無い。 花茎は有毛。
葉っぱはへら形が多い。低い鋸歯がある。


似ているものが多くて あれ??違った? 同じかなぁ・・・????
間違っているかも! とちょっと不安もあります。
ご指摘、訂正などありましたら 教えてください。

まだまだ 見つけたスミレあります。
小さいのや 髭のおじさん、恥ずかしがり屋さん 等など。 
少しずつアップしていきたいと思っています。



   ********* お ま け **********


散策中に見つけた 『これは なーにぃ!!??』←新しくシリーズ化されるかも。


不思議ちゃん

多分・・ノジスミレ。
よく見てください。 この軍団の中にちょっと変わったものが写っています。
おわかりになりましたでしょうか?

番号〜! 1、2,3、、、あれ?

他の花とは明らかに違う花が1輪。
花びらの数が7枚???

八重のスミレ(コモロスミレ)もあるそうなのですが、それとも違うような気がします。

よく見比べていると花びらの数のほかに 付き方も違う。
花びらは重なりあって基部についています。上弁は側弁より外側につくのだけれど
この‘不思議ちゃん’は 内側に付いています。

突然変異??? 
こんな 不思議な発見があるから 花散策が楽しいのです。

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