おいしい赤い実

ここ最近スカーっと晴れることも無く ザァーザァー雨が降ることもなく。
蒸し暑いです。
関東の水不足が心配されていました。
今のところやや持ち直し、利根川水系のダムの貯水率は70%ほどだそうです。
人間の生活は自然の営みの中のひとつなんだとツクヅク思う 湿度83%の今日です。


さて、前回に引き続いて 「望遠レンズで撮るシリーズ」←シリーズ化???

宇宙生物?

コウゾ (クワ科 コウゾ属)雌雄異株
春から花を付け、今も花が咲いていました。
雌花は宇宙からのお客様に見えてしまう・・・
受粉しやすそうな構造だと思う。


キラキラ☆

赤い実も食べごろ。一ついただくとしましょう。

おっと、危ない!

手の届きそうな実に手を伸ばしかけたら、あらら・・ごめんなさい。
先客がいました。
怒りもせず 一心不乱にお食事して行きました。 さすがに その食べ残しはちょっとねぇ〜。


ピンクがきれい

ナワシロイチゴ (バラ科 キイチゴ属)

花弁を開かない花。 何とも不思議。 
これで受粉を助けてくれる虫たちにどうアピールするのだろう?

虫は知っている。
 
花弁を開かなくても虫たちは集まってくるようです。
小さなアリも花弁の隙間からなかにもぐりこんでメシベを伝って上から出てきていました。
なんとかなっている・・どころか 確実に受粉されているように見えました。

熟す時期をずらして

ナワシロイチゴは雌性先熟。 花弁の間からメシベを出しています。
その後オシベも出て花粉を出します。

萼もいい仕事してます

開花している時には平開していた萼は 花弁が落ちオシベの役割を終えたら
蕾のころのように閉じてしまいます。
果実が熟すのをサポートしているように見えます。

ツヤツヤの実

花托の先に

普通、イチゴは花托の成長したこところを食べるけれど、
ナワシロイチゴなど、キイチゴ属は 子房の集まりを食べます。

花托全体に果実がつくのではなく 先に子房の付いていた後が残っています。
なんだか しがみついているように見えます。 
あっ!だから萼の支えが必要なんだ!!!  ←真相はわかりませんが…。


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