キアゲハの誕生

残暑は猛烈に厳しいのだけど、短時間に勢いよく降る雨に 大きな雷。
季節の移り変わりの合図なのか・・・?
前々記事のキアゲハの幼虫「アオムシくん」のその後です。

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飼育箱の壁がツルツル滑るので、ティシュペーパーを貼っています。
飼育箱に移したその日に蛹になる準備を始めました。
糸を吐いて蛹を固定する糸を止める場所を作っているようです。

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姿はアオムシくん。でも ポーズは蛹。前蛹。

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翌日蛹の姿に。
でも 時々ぴくりっ、もぞもぞ。動いています。
蛹の下には最後の脱皮殻が落ちていました。

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その翌日。緑の蛹は茶色に。
それから、10日。

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蛹が透きとおって、ビクリッピクッと動きが大きくなってきた。
羽化するかも!!
度々覗いていたのに、ちょっと目を離した15分の間に「ちょうちょ」になっていました。

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菜箸をいれてみました。

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ゆっくり翅を乾かします。
翅がのびてくるにしたがい 菜箸を登ります。

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狭い飼育箱では翅が傷んでしまいそうだったので、そっと外に出しました。
タカサゴユリだとつかまりやすいかなぁ。
うん、なかなか いい感じにいます。

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美しい!!
キアゲハの夏型。メス。
時々 羽ばたきます。 口吻も延ばしたり、縮めたりして練習しているようです。
飛び立つのも 時間の問題。
最後のスキンシップ。

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キアゲハを手に乗せた娘が 「お腹のふわふわが気持ちいい。」「かわいい」と。
大きな蝶は苦手だったのに「気持ち悪い」「こわい」といいながら 
その成長を 喜び、心配して見守っていました。
苦手って好きにもなれるのね。 ・・・・絶対セミは好きになれないとおもう、私。


ところで、蝶の誕生ってどの時点でいうの?
卵からアオムシ?  これはアオムシの誕生かなぁ。
蛹からチョウチョ? 
蛹の中でどんなドラマがあるのか不思議で神秘的な キアゲハの誕生でした。

カラスウリが咲いたよ!

一昨年植えたカラスウリの種。

去年は花が咲かず、楽しみにしていた花の観察が出来ずにいました。

ことし、カラスウリの花が咲きました。        
 やったぁぁぁーーーー!!!!!

初めての開花日。
蕾の先が開き始めていたのを見つけたのは、17:30
呑気に1時間くらいして見に行ったら、完全に開花 (*_*; がぁぁぁん!!

そうじゃないんだ! 花がどんなふうに開いていくか 見たかったんだぁ!

開花2日目。
16:30 10分ごとに花を見ていました。
夕飯の支度が出来ない!! 

17:30 西の空が 桃色になり始めます。 
蕾は変化なし。

18:30  日没と同時に 開花が急速に始まります。

30分の間に一気に咲きました。


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写真を重ねて動かしてみました。


19:30 再度 花を見るともしゃもしゃの糸状の花弁は 伸びきっていました。


ここまで延びるのね。  
                   
      フラッシュを使って撮影 翌朝。



伸びきっていた花弁は 開花と逆回転するように収納されていました。


一仕事終えて。


一晩限りの花の役目が終わりましたというように。


カラスウリは雌雄異株。 今見る限り 蕾は雄花ばかりのようです。
雌花が咲いたら 花の構造など比べてみたいものです。


上野にて

お盆になり、少しだけ空気がさらっとしてきたと
思うのはわたしだけ?
今年はまだまだ暑いけど、ねっとりする
汗から解放された気がする….


部活に出掛けた息子らと別行動で
暇をもて余す娘と上野に出掛けました。





国立西洋美術館。


「涼しく静かにのんびり過ごしたい」
数々の絵画に娘は酔ってしまったよう…いや、飽きたって言ったほうが正しいかも。





ただ、「考えるひと」はビビッときたらしく
俄然、元気を取り戻す娘。なんだかなぁ〜


広い公園内をブラブラ歩いて、目を引いた赤い花。









アメリカデイゴ (マメ科デイゴ属)

大きな木でした。
南国の風情たっぷり!!
別名「海紅豆(かいこうず)」というらしい。海を渡ってきた紅色の豆、ってことかな?



******* お ま け ******


上野駅すぐの「アメヤ横丁」通称「アメ横」をブラブラ歩いてきました。
ここは、私も子どもたちも大ファンである…

「じぇじぇじぇっ!」NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地です。



お店の人の活気あふれる声に暑さもぶっとびます。



     ※いま、PCのハードディスクのフォーマット中。
      スマホからの投稿に挑戦してみました。
      ちゃんとできてるかなぁ〜


いもむし ころころ♪

前記事に「キアゲハがパセリに産卵した」と書きました

その後どうなったか。続報です。

もしかしたら、もう見えているかもしれませんが
「イモムシちゃん」の画像のオンパレードです。
苦手なかた ご注意ください。


でもね、じっと見てると可愛いものです。
もそもそ動き始めたかと思うとじっと動かなくなったり、超ハイスピードで葉っぱを食べたり。

娘:「タクッ、タクッ」とパセリを食べる音も聞こえるよ
私:「クッタ、クッタ(喰った、喰った)」じゃないの?
娘:はぁ  私を見る冷たい視線。おやじギャグかい!(;一_一)→(^_^;)


生みたて卵

産みたてのキアゲハの卵は 黄白色。つるんっ、つるんっ。

二日後の卵

翌日、横に茶色のライン。日々変化しているようです。
が・・・・次の日に既に生まれていた幼虫に食べられてしまいました。

2齢幼虫

2齢幼虫。体長5mm。あまり動きはない。

3齢幼虫

鳥のフンに擬態しているという、3齢幼虫

食欲旺盛

黒い体から白っぽい体色に黄色の斑点。4齢幼虫。
脱皮した直後はやや、緑白色。

脱皮殻を食べる.JPG

脱皮殻は貴重なたんぱく源になるのでしょう。
5齢幼虫。ゆっくり 徐々に体色は鮮やかな緑に変化していきます。

4齢と5齢の差.JPG

こんなにも違う!!!


この5齢幼虫、3日目の午前中に今までにない猛烈な食欲を見せていたかと思った
午後にどこかに行ってしまいました。
きっと蛹になっているんだろうなぁ・・・・と希望的憶測。

「食草のそばでは 蛹になりたくないよなぁ・・・天敵に来て下さいって言ってるようなもんだよね。」
アオムシの気持ちになって考える次男。 さすが生物部!!

次の幼虫は飼育箱へ収容しました。

この続きは また次回に。



      ********* お ま け ***********


一昨年くらいから庭に居候しているカナヘビ。
今年、カナヘビは少なくとも4匹は識別できるようになりました。

そして 念願のニホントカゲさんも入居してくれました。

ニホントカゲ 幼体

娘の掌にすっぽりおさまる大きさ。かわいい。
踏ん張る脚がかわいい。
手についた水滴を舐めます。 もう!たまらん!!!

お昼寝モード?

私の人差し指が 巨人の指のように見える!?
日向ぼっこが大好きのようです。

夏、真っ盛り!!

しばらくの間 更新もせず、皆さまのところに訪問もせずの
事実上休止状態が続いておりました。
そんな中このブログに来て下さった方々 ありがとうございます。
  そして すみませんでした。

また 身近な自然と不思議と楽しみに触れながら このブログも
更新していければと思っています。 よろしくお願いいたします。


さて、「身近な」つながりで、身近な野菜「パセリの花」が見てみたい!と
パセリの苗を植えたのは6月だったでしょうか?

セリ科の花ですもの、可愛いに決まってる!!!


庭の隅に植えて花を待っていました。
チリチリの葉っぱから 花茎を伸ばし咲かせた花は・・・・・・

パセリの花

       ん!? 地味・・・・

長く伸びたオシベが魅力を引き出していますね。


ニコチャン大王

花弁が落ちた後、果実が実り始めました。
まだ残る2本のメシベがツノのようです。 
       …ニコチャン大王(Dr.スランプアラレチャン)かピッコロ(ドラゴンボール)に見える。


花が咲くころには 葉は堅くなり枯れ始めました。 
私たちの食用にはなりませんでした、が  

キアゲハの産卵

キアゲハが産卵しています。
その後は 次回にお知らせしますね。


        ******** お ま け ********


  『朝顔や つるべとられて もらい水』

ならぬ これは・・・

ニガウリや・・・・

  『ニガウリや ほうきとられて ゴミ拾い』

庭の隅に立てかけておいた 竹ぼうき
去年のニガウリのこぼれダネから芽を出して 竹ぼうきに絡みつきました。

可愛い花を咲かせているので仕方なく ゴミは手で拾い集めました。

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