まさかの・・シダ

林の中を歩いていたら、ちょっと気になる葉っぱがありました。
シシガシラ.JPG
斜面に広がりように開く葉、と 立ち上がる葉。
ちょっと質感が違っておもしろい。軽〜く気になる。 だから
ピンボケ。とほほほ(ToT)Λ
シシガシラ5.JPG
立ちあがる葉の裏。
かりん糖のような質感。
地面に広がるような葉の裏には見られませんでした。

シシガシラ (シシガシラ科 ヒリュウシダ属)
立ちあがる葉は胞子葉。5月の終わりごろから展開するというから
今の時期は胞子を飛ばしきって、カラカラのかりん糖みたいになっているの?
触ってみると堅かった。なんだか艶もあるし・・。
地に広がるのは栄養葉。
ソテツみたいだけど、これもシダ。

公園の池を覗くと・・・
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なんだか見なれないモノが浮いている・・・。
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ちょっと 木の枝で引っかけて採ってみました。
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これは浮草だな・・・
IMG_5321 - コピー.JPG
葉の表面には特徴的なループの突起が密集。
触ると柔らかくって ふわふわ♪
水をよく、はじいています。

オオサンショウモ (サンショウモ科 サンショウモ属)
”浮葉性のシダ”・・あ”ぁ〜ん??シダだとぉ〜!?
”短い葉柄があり、3枚の葉が輪生”・・3枚って??2枚じゃないの?
”水中葉は1cmほどの柄があり、細分岐して根のようになる”・・え”〜!!根じゃないいんだ!!
ビックリが連発のまさかのシダでした。

オオサンショウモはアクアリウムなどで愉しまれています。
日本に在来するものではないそうです。
この池で見かけたのも 今回が初めてです。

富栄養化した湖沼の水質浄化のために採用されたものか、
家庭からの脱走なのかはわかりません。



    ************** お ま け *************

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散策に出かけるとよく見かけるキノコの仲間たち。
倒木にこんな風に生えていると まるで椅子のように見えてきます。
もちろん 腰かけたりしたら壊れてしまいます。
その前に私のおしりのサイズには小さすぎる・・・

なので、”森のなかま”を座らせてみました。

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椅子というより、ソファ。

 

セイタカアワダチソウの草木染め

「セイタカアワダチソウの草木染め」の体験教室に参加してきました。
今回は 「タデアイの生葉染め」よりちょっと作業が複雑でした。でもおもしろかった!!

二番液をとる.JPG
セイタカアワダチソウの花序の部分だけを採取し、鍋で煮ます。(一番液を採ります。)
再度、水をいれて煮ます。(二番液)
二番液で煮る.JPG
花穂を取り出し、予め水に浸しておいたスカーフやトートバックを漬けこみます。
火を付けてぐつぐつ煮ます。時々お箸でひっくり返します。まんべんなく染まりますようにって。
私に任せて.JPG
 媒染液はミョウバンを
 溶かして作りました。

 喜んで他の参加者の方の分も
 漬けこむ娘。

 媒染液を鉄で作ると
 染物の色は
 緑色になるのだとか・・。


ミョウバン液につける.JPG
しっかり浸して、絞ります。もう、この時点でキレイな黄色!!
一番液につける.JPG
一番液を75度まで温め布を漬けこみます。
出来上がり.JPG
しっかり絞ってお持ち帰り・・・・のところを
みんなが「写真、撮りたいよね〜」と、干してみました。
家に帰って水洗いしました。

花の色に負けないくらいハッキリした「キイロ」に染まりました。
なのに どこかやさしい「きいろ」。

娘にも私にもお似合い(!?)の色に出来上がり。大満足です。

 
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